「きもち」の癒し効果

たまに婦人誌から「ゴッドハンドの特集をするので載せませんか?」的なコンタクトがきますが、
「わたしゴッドハンドじゃないので…^^;」とお断りしています(笑)

情けない話ですが、コンクリートのようにがちがちの背中、骨のように固まった肩こり、緩めても緩めてもすぐにぎゅぎゅーっと力の入ってしまう筋肉…
それらを根っこから緩めて「安心して!もう大丈夫!」
なーんてこと、できません。

そのコリや不調を招いている思考、生活に気づいて変わらないと、手を変え品を変え、どこかにまた現れてしまうので、ゴッドハンドさんでもそこまで癒しきることはできないですし。

それなのに、この仕事してる意味、あるのかなぁと考えていて、ふと思い出しました。
誰かが私のために、ごはんやお菓子や、何かを作ってくれたときはとても嬉しくて元気になる。
調子が悪い時、家族が手を当ててくれただけで、転げまわるような痛みが引いていったこともある。
私なんか、頭や背中をなでてもらうだけでも気持ちよくて楽になってしまうのです(笑)

ゴッドハンドでなくても、肩や腰が凝って辛いときに、時間とエネルギーをかけてそれを労わってくれる存在というのは、やっぱり居ていいのではないか?
私がそれで楽になっているのだから、劇的な効果でなくても、価値はある。
だからこのお店をやっている価値はあるはず、と。

不調が癒されるとき、いたわりの「きもち」のエネルギーが作用しているように思います。
難しくぐるぐると考えて煮詰まりそうなとき、シンプルに、労わる、と考えて触れていくだけでも癒されるものですので、家族や友人知人同士でそういう機会があれば、試して、感じてみてくださいね☆

投稿者:

yuria

文京区の東大前から長野の開田高原に引っ越しました! マッサージ整体院ココロノマンナカは続けていきます♪